自分を汚いとののしっていても
他人を憎んでいても
愛しい人を死なせても
そして生きていたくなくても
生きていかなければならないと思う
死ねば何も残らないなら
死んだ自分は楽になれるのかどうかは
誰にもわからない
苦しいことから
誰でも逃れたい、目をつむりたい
嘘をつく
嘘を演じる
嘘を本当だと思い込もうとし
時にはそれに成功する
けれど
どうしてもだませないもの
一時の妄想で嘘を本当に仕立てても
やがては気付いてしまうもの・・がある
じぶん、ジブン、自分・・・
殺人を人の罪に塗り替えようと
自分は知っている
わたしがやったんだ・・・・と
つらいことにふたをして
生き続けても
ふたはやがて歳月の風雨にさらされ
朽ち
いつか
ボロボロと剥がれ落ちるだろう
生きていたくない
と思わせるできごとが
昨日もあって
今日もあり、
この先
まだいくつもあるはずだ
どうして自分をだませば
それらと折り合えるというのか・・・
決して
そんなことはできないと思う
目をカッと見開いて
対峙するしか
開き直るしか
時には背を向けて逃げるしか
ないのだと思う
「苦しみを楽しむ」と心理学者の故河合隼雄さんは書いた
生きることに
ことさら意味をつけなくても
苦しいことが多い毎日を
逃げながら
泣きながら
ため息ついて
呼吸して生きるだけで
それが「生きる」ということだと思う
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